飲食店経営者の皆様へ、コロナウイルスによる客足の減少によって経営の危機に瀕している場合でも、インターネット集客の効果的な方法をご提案いたします。特にインターネット操作に疎い方々に対して、コストをかけずに取り組める具体的なアドバイスをご紹介します。以下、5つの方法をご紹介いたします。
①SNSプロモーションの活用:
飲食店の魅力を発信するために、FacebookやInstagramなどのSNSプラットフォームを利用しましょう。
定期的にメニューや料理の写真を投稿することで、興味を引き、集客につなげることができます。
SNSは無料で利用できるため、コストを抑えながら広告効果を得ることができます。
ただ、闇雲に毎日投稿するだけでは意味がありませんので、実際に 集客を行いたい、お客さんに関して、しっかり分析をした上で戦略をたてて運営を行ってください。
②オンラインレビューサイトへの登録:
口コミや評価が掲載されるオンラインレビューサイトに登録しましょう。顧客の口コミは信頼性を高め、新規顧客の獲得につながります。登録は無料で行えますが、積極的に口コミのチェックや返信を行うことで参加度を高めましょう。
これは何も大手のぐるなびやホットペッパーと言った媒体に掲載しろと言うものではありません。それらの媒体に掲載する事は、 大手のために広告費を代替している事と変わりないからです。
ホットペッパーやぐるなびといった大手の集客サイトポータルサイトに登録することで、確かに一定数の集客流入はあるかもしれません。
しかしながら、それ1本に頼ったりしていないでしょうか? この状態はとても危険です。
なぜなら、ホットペッパーなどを見てみても上位表示されるお店は ほぼ大手飲食チェーン店のものとなっています。これらの媒体は広告費で売り上げをたてている都合上、太客に関してはしっかり集客と送客を行い、ちいさな加盟店には大手を宣伝させるための広告費の搾取と契約解除の予防のためのわずかな送客を行なっているのです。
だからこそ、探すべきは大手のポータルサイトではなく、 1部のコアな顧客が存在するニッチな集客ポータルなのです。
多くの集客媒体はユーザーを集めるのに必死です。実際に媒体が存在すると言う事は、一定数のそれを利用するユーザも存在すると言うことです。
利用する側になるか利用される側になるか、皆さんの決定次第です。
③ローカル情報サイトへの掲載:
地域のローカル情報サイトや地図アプリに飲食店の情報を掲載しましょう。基本情報の掲載により、近隣の検索結果に表示されやすくなります。地域情報サイトは多くが無料で利用できるため、集客に効果的です。
また、最近では、ローカル情報サイトが口コミの拡大において基盤となっているため、無料でできる範囲で構いませんので、できるだけしておくことが重要です。
また登録するだけでは意味がありませんので、登録をした媒体にお客様にレビューを書いてもらえるような良い口コミを書いても良いようなサービスと口コミを書く動機となるような仕掛けが必要です。
とくにMEOと呼ばれるGoogleMAPの分野では登録するだけで、かなり有力な集客手段となる可能性も考えられますのでまだの方は今すぐに登録されてみてください。
ご自身では難しい場合は登録代行も行なっていますのでお気軽にご相談ください。
④コラボレーションの活用:
近隣の非競合業種とのコラボレーションを考えましょう。地元の美容院やアパレルショップと提携して特典や割引などのキャンペーンを共同で行うことで、相互に集客効果を高めることができます。コラボレーションはお互いのネットワークを活かすことで、広告費をかけずに集客を図る方法です。
⑤地域情報誌や新聞の掲載:
地域の情報誌や新聞に広告や特集記事を掲載しましょう。
地域の注目を集めることができ、地元の人々に向けて飲食店の魅力や特徴を伝えることができます。一部の地域情報誌や新聞は無料で掲載が可能な場合もありますので、事前に調査してみてください。
地域の情報誌に積極的に営業をかけましょう。
地域新聞の取材記者たちは、常に新聞のネタとなるようなローカルなネタを探し求めています。彼らと関係性を十分に結び、あたため、自社の売り上げに直結させましょう。
ニュースになるような変わったサービス商品を1つ期間限定で設定し、 それらを宣伝することを理由に記者を呼び付けてください。
⑥メールマーケティングの活用:
既存の顧客に対してメールマーケティングを活用して情報を発信しましょう。
メニューやイベントの情報、割引クーポンなどを定期的に配信することで、リピーターの獲得や口コミの拡散を促すことができます。メールマーケティングツールは無料や低コストで利用できるものもありますので、選択肢として検討してください。
line@いや、LINE公式アカウント、ただのクーポンを配る媒体として利用しているだけになっていませんか?
その使用方法は時代遅れです。
メールマーケティングの理論をLINEに落とし込みお客さんが自分のお店に来る理由を明確に発信しましょう。
お客さんののにあなたのお店のメニューが染みつくまでメッセージを定期的に送り続けてください。
⑦イベントや試食会の開催:
飲食店内や周辺のイベントスペースを活用して、試食会や特別なイベントを開催しましょう。地域の人々に飲食店の料理や雰囲気を体験してもらうことで、興味を引き、集客につながります。イベントの告知はSNSや地域情報サイト、ポスターやチラシなどを活用して広めましょう。
これらの方法は、インターネット操作に疎い飲食店経営者でも取り組みやすく、コストをかけずに効果的な集客手法です。
お金はないけど集客したい飲食店のかたは一定の熱をもってぜひ全力で試してみてください。
やるか、やらないかです。
インターネット集客の分野でコストをかけずに効果的な方法をご紹介しました。SNSプロモーションやオンラインレビューサイトの活用、ローカル情報サイトへの掲載など、様々な手法を組み合わせて取り組むことで、飲食店の集客を促進できるでしょう。また、コラボレーションやイベントの開催など、地域との連携を図ることも重要です。
ただし、集客手法の選択や実施後の結果のモニタリングなど、継続的な改善と評価が成功の鍵となります。飲食店経営者の皆様は、自身の店舗の特徴やターゲット顧客のニーズに合わせてこれらの方法をカスタマイズし、効果を最大化するようにしましょう。
また、これらのインターネット集客手法の実施にあたっては、以下のポイントにも注意しましょう。
①ターゲット顧客を明確にする:
自分の店舗が魅力的な要素や提供する価値を把握し、それに合わせてターゲット顧客を絞りましょう。具体的な顧客像を描くことで、効果的なメッセージやプロモーションを展開できます。
どんなお客さんに、自分の店の料理を食べて欲しいか、どんなお客さんが先についてくれたら、自分が最高のパフォーマンスができるか、しっかりとコンセプトを煮詰めましょう。
コロナが明けてしまい、外食をする機会は少なくなってきてしまっています。例えばお店を選ぶ際、今日は何を食べたいかと言うものを基準に選びます。
この店は肉がうまい。この店は麺がうまい。この店は唐揚げがうまいなど。 最近の一般消費者の動向としては、具体的に何が何を食べたいか、その具体的な食べ物はどこが名物として提供しているかと言うものをネットで探す習慣が身に付いています。とりあえず居酒屋とりあえずファミレスといった今まで通りの半ば無意味な来店動機は消えてしまってきています。証拠として居酒屋グループの和民やファミレス大手のジョイフルなどは多くの閉店を余儀なくされています。
これが現実です。うちの店はこの料理だけは自信があると言った。1本の槍のような代表的な名物メニューを作ることで、そのメニューを食べたい人だけが来店してくれるようなお店を作ることができるのが現代のトレンドです。
ついでに自信のある料理をこしらえたら、ぜひ私にご相談ください。「群馬県 〇〇市 名物」といったキーワードなどであなたの店の商品を私が拡散してみせます。私のサービスでなくてもいいのでプロに相談してください。
②一貫性のあるブランディング:
各プラットフォームやメディアで一貫性のあるブランディングを実施しましょう。店舗のロゴやカラースキーム、トーンなどを統一し、顧客に店舗のアイデンティティを伝えることが重要です。
あなたのお店は一貫性がありますか?
時代に合わせて変化をすることも大切ですが変わらないこともまた強みです。
インターネットへの発信活動ではとくに一貫性をアピールするようにしてください。
③顧客とのコミュニケーション:
集客だけでなく、顧客との良好なコミュニケーションも重要です。SNSやメールマーケティングを活用して、顧客との対話やフィードバックの受け付けを行いましょう。顧客の声を反映することで、より魅力的な飲食体験を提供することができます。
最後の最後であなたのビジネスを作ってくれるのはあなたの料理のファンです。昔から通ってくれる常連客最近通い始めてくれたお客さんあなたの料理、あなたのお店を好きで来店してくれるお客様を全力でもてなしてください。
これらのアドバイスを踏まえて、コストをかけずにインターネット集客を実施し、飲食店の経営を立て直すことができるでしょう。コロナで大変な経営危機に瀕している飲食店経営者の皆様にとって、この記事の何かが新たなチャンスを掴むための道筋となることを願っています。頑張ってください!